巨人の肩に乗るのも大変なわけでありまして

世の流れに翻弄されがちなマーケターの日常に起こるあれこれ。演劇とかアフリカとか文房具とか映画とか珈琲とか本とかインデックス投資を愛しています。

【鑑賞記録】『MEG ザ・モンスター』

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日本公開に先駆けて出張先のベルリンで観てきました。

(↓)映画を見るまでの話

 

スピルバーグ監督の『ジョーズ』をきっかけに深いんだか浅いんだかいまいちわからないサメ映画の世界に足を突っ込んでダラダラと見続けてはや幾年月。

 

サメ映画と言えば、「サメ」という素材をいかに料理するかのアイデア勝負の世界。

ここ数年の作品だともろに『進撃の巨人』そのまんまの巨人(設定ではロボット)と闘ったり、核爆弾になったり、幽霊になったり混沌そのものだった。

人間食べ食べカエルさんのまとめ:

matome.naver.jp

金字塔である『ジョーズ』をはじめ基本的にサメ映画と言えば一部の作品を除き(『ディープ・ブルー』とか)低予算で作られることが多かった。そんなカオス状態のサメ映画界でついに巨額の予算を突っ込み、主演にステイサムを迎えるという正気とは思えない映画が誕生。

 

サメ映画としては破格の130億円を投じ、体長20m級の巨大ザメ・メガロドンと最近、人間を超越気味のステイサムが正面からガチンコ勝負するという狂気の沙汰みたいな映画を作った制作陣を心の底から尊敬します。

 

少しでも早く観たいという思いから出張先でいろんな誘いを断っていそいそとシネコンまで行ったというのは先に書いた通り。ベルリンのお客さんと一緒に観れたのも環境としては最高だった。

劇中では登場人物がいわゆる死亡フラグをこれでもかと立てた後に予想の斜め上を行く最期を迎えるのだけれど、死亡フラグシーンで「これは・・・来るぞ・・・」と観客がざわざわしながら椅子に座りなおしたりする。その後、案の定メガロドンに丸呑みされたりすると劇場が揺れんばかりの爆笑が起きていた。日本ではなかなかできないであろう体験。

特に、ステイサムが台詞を決めるたびにスクリーンに向かって親指を立てる斜め前のおっちゃんが最高だった。

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映画本編とは関係ないけど、いちいち素敵なステイサム。こんな大人になりたい。




 

内容は最後のビーチシーンの阿鼻叫喚が『ピラニア3D』のほうが制作陣のイケてる若者たちに対する悪意と呪詛がスクリーンからあふれ出ていてそっちのほうが好みだったなぁ、とかヒロインと前妻がいるけど、どっちか一方だけでよかったのではとか言いたいことがないわけではないけれど、ステイサム×サメ映画の前提として100点なので問題なし。

 

とにかく、これほど映画館で観るべき映画も珍しいので(特典映像が見たいのでブルーレイは買う)あと2回は行く。

 

 

 

愛聴しているラジオ番組『アトロク』のサメ映画特集。コンパクトにサメ映画の歴史を学べる

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